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宮城県鳴子温泉郷の泉質について

鳴子温泉郷(中山平、鬼首、鳴子、東鳴子、川渡)にある約370本の源泉はすべて異なる泉質を持っています。

新旧泉質名対照表(環境省)による分類では、約30種類の泉質が鳴子温泉郷にあります。

こちらの鳴子温泉泉質別一覧表(新泉質名)をご参照ください。

環境省「新旧泉質名対照表」 PDFファイル (新しいウィンドウで開きます)

また、異なる泉質とともに様々な温泉成分が数多く含まれていることやその成分値の高いことも特徴です。

鳴子温泉郷成分別一覧表 (新しいウィンドウで開きます)

各施設ごとに温泉成分のいくつかを取り出して一覧表にしています。

鳴子温泉の効能・効果は「かっけ(脚気)川渡、たんせき(胆石)田中、せんき (疝気)車湯、かさ(瘡)鳴子」とうたわれるほど古くから体験的に知られていて湯治場として栄えていました。

昭和19年に東北大学医学部付属鳴子分院が開設されて日本の温泉療法の研究に鳴子温泉の 泉質・温泉成分が多大な貢献をもたらし、現在は大崎市民病院鳴子分院の温泉リハビリテーションに引き継がれています。

昭和35年には温泉の効能が顕著であること、湧出量が豊富であること等により中山平温泉、 鬼首温泉、川渡温泉が全国で21番目に国民保養温泉地の指定も受けています。(名称:奥鳴子・川渡温泉郷)

環境省「国民保養温泉地一覧」PDFファイル(新しいウィンドウで開きます)

最近は温泉療養や湯治だけではなく、天然温泉がもたらす自然の美肌効果によって美肌の湯、美人の湯としても人気が高まってきました。

中山平温泉は新日本三大美人の湯「郡司勇の中山平温泉」(外部リンク)

今後は、温泉の浴用利用だけではなく鳴子温泉の源泉のもう一つの特徴である「高温泉」の熱資源をさらに活用して自然に優しい温泉地 を目指すべきだと考えています。

鳴子温泉の最大の資源である「温泉」を再生可能エネルギーとして活用し大震災からの復興、災害にも強い温泉地としての研究が東北大学を中心にスタートします。

鳴子温泉エネルギー活用プロジェクト研究会(PDFファィル)

鳴子温泉郷・温泉成分一覧表(施設、源泉別、成分別一覧 随時更新中)
鳴子温泉郷一覧表
中山平温泉        18源泉
鳴子温泉          36源泉
鬼首(おにこうべ)温泉   5源泉
東鳴子温泉        20源泉
川渡(かわたび)温泉   13源泉
温泉成分別一覧表(ソート機能付)
新泉質名別一覧表